時計お取扱の注意点

時計の部品は金属製ですので、磁気の影響を受けてしまいます。
身の回りの磁気製品（スマートフォン・パソコン・家電・磁気ネックレス・磁石）から10ｃｍ以上離すとほとんど影響は受けなくなります。
 
午後8時から午前4時までは時計内部でカレンダー変更の準備をしているため、カレンダーを合わせないようにしてください。
その時間帯に針がある時に無理やり合わせようとすると、カレンダーがうまく回らず空回りしてしまいます。
合わせたいときは先にその時間帯以外の場所に針を移動させてからカレンダーを合わせるようにしてください。
 
時計は何百もの細かい部品が組み合わされてできています。
衝撃を受け、一つの部品がずれてしまっただけでも不具合が出てしまう繊細なものです。
ゴルフやテニス、野球などの衝撃が激しいスポーツをする際は、時計をお外しください。
もちろん落下などにもお気を付けください。
衝撃に強いものが欲しい方はCASIOのG-SHOCKがおすすめです。
 
時計は自動巻き・電池式・ソーラー電波どの商品も、3〜5年に一度の分解掃除（オーバーホール）をすることをおすすめしています。
分解掃除では、故障の原因となる目に見えない部分の汚れや湿気を取り除き、摩耗部品の交換やパッキン交換、防水検査などをして、時計を正常の状態に戻す修理です。
こちらの作業は車でいう車検です。ただ、車検のように義務付けられているものではないので、お客様のタイミングで分解掃除のお願いをしています。
真面目にお持ちいただくお客様もいらっしゃれば、壊れてからお持ちいただくお客様などさまざまです。
 
【非防水】水は×
【日常生活防水】手を洗ったりする際に少し水が跳ねたり、弱い雨などは◎ですが、極力気を付けて
【5気圧防水・10気圧防水・20気圧防水】日常生活強化防水
【200M潜水用防水】スキューバダイビングが可能
 
どんなに防水性が高い時計でもリューズが空いていたら元も子もありません。
緩んでいないかチェックしてからご着用ください。
ただ、逆にきつく閉めすぎて自分で開けられなくなる方もたまにいるので程よく閉めることをおすすめします。
 
防水時計でもお風呂では外してください。
特に冬場は浴室との温度差でガラス内部が結露する場合がございます。
 
自動巻きの時計はリューズで巻き上げてからご着用いただきますが、良かれと思って巻きすぎる方がいらっしゃいます。
巻きすぎてしまうと、接続部分が切れるなどの不具合が起こってしまい空回りして巻き上げができなくなってしまうことがあります。
時計の巻き上げはオルゴールのように終わりがないため、止まっている状態で約30〜40回、動いている状態でしたら約10回程度で大丈夫です。
ご着用時間や、ライフスタイルによっても巻き上げ回数は変わってきます。
ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
 
自動巻きの時計は一日8〜10時間程のご着用で十分に自動で巻き上げがされると言われています。
ですが、デスクワークの方などは巻き上げ不足になりやすい傾向があります。巻き上げ不足だと毎日つけているのにすぐ止まってしまったり、時間が安定しないなどの症状が出る場合があります。
朝の装着時やお昼休みなどに補足的に手巻きもしていただけると安定してご使用いただけます。
 
家庭内の電気では十分に充電されない場合が多いです。
また長袖を着る時期は、袖に時計が隠れてご着用時に充電されないため、意識して日光に当てるようにしましょう。
天気のいい日にご自宅の窓際へ2〜3日置いていただくと十分に充電されます。
大事にしすぎるあまり、BOXに入れっぱなしなんてこともNGです。
時計が止まってしまっていても焦らずにそのまま日光に当てていただくと、また動きはじめることがほとんどです。
 
電波時計は通常の時計と違い、リューズで簡単に時刻やカレンダー合わせはできません。
一度ずれてしまうと修正に時間がかかってしまいますので、機械操作が苦手な方はお気をつけください。
もし日本以外の国の時間に合わせたい場合は別途で操作が必要となります。各説明書でご確認ください。
 
鎖バンドに汗や汚れ、海水が付着した際は時計本体にかからないように気を付けて真水で洗い流してください。
放っておくとサビや劣化の原因になります。
SHINKODOでお買い上げいただいた商品は店頭でできる範囲に関しまして何度でも無料でクリーニングいたします。