腕時計の防水性、どこまで信じていい?違いをわかりやすく解説!

暖かい春が過ぎ初夏の陽気を感じる季節になってきましたね。
夏になれば、海やプールなど水遊びやアウトドアを楽しむ方も多いと思います。
そこで本日は腕時計の【防水性】に関して説明していきたいと思います。
あなたの時計は水濡れOKの防水機能が付いているものですか?またどの程度までの防水機能かご存知でしたか?
ぜひこの機会に、防水性の違いについて知っていただき安心してアクティブシーンを楽しめる腕時計選びをしていただけたらと思います!

防水性といっても様々

まず初めによく腕時計の商品ページに「3気圧防水」「10気圧防水」なんて表記、見たことありませんか?または腕時計の裏蓋部分に「WATER RESISTANT」「WATER RESISTANT 5 BAR」「100M」などという表記も同様です。
このような 表記になっているものは、それぞれに防水性はありますが、表記されている数字によって実際に可能な使用環境は異なりますので注意が必要です。

防水表記と実際にできること

〇防水性能非表示
→水に弱く、濡れると故障の原因に。手洗いや雨もNG

〇3気圧防水/ WATER RESISTANT
→日常生活用防水です。軽い雨や手洗いの水しぶき程度ならOK。水泳などには使用できません

〇5気圧防水/ WATER RESISTANT 5 BAR
→日常生活用強化防水です。雨の中での外での活動、洗車、家事程度はOK。蛇口から勢いよく出した水が直接時計に当たったりすると水圧に耐えられず、時計内に水が浸入する恐れがありますので気を付けましょう。水中で負担のかかる水泳などは避けた方が良いでしょう

〇10気圧防水/ WATER RESISTANT 10 BAR
→10気圧防水から、ようやく防水時計と言えます。水泳やマリンスポーツもOK!ただし、スキューバダイビングはNGです。(空気ボンベを使用しない潜水は可)
また水泳は可とされますが、飛び込みなど10気圧を超える水圧がかかることが考えられるシーンでは使用は避けてくださいね。 20気圧防水になると、同じくスキューバダイビングはNGですが、より日常や素潜りなどマリンスポーツに安心してお使いいただけます。ですのでシーンによって不安がある方は20気圧防水の時計を選んでいただくと間違いありません。
ただし、海で使用した場合はそのままにしておくと劣化の原因となりますので、真水で海水を落とすなどのメンテナンスを行い不具合を防ぐようにしてくださいね!

〇潜水用防水
→20気圧防水よりさらに以上になると、ダイバーズウォッチとなり200m潜水用防水になるとスキューバダイビングに対応できます。
また300m防水となるとディープダイビングが可能となりプロダイバーが使用できるものになります。

このあたりまでとなると、日常使いにはオーバースペックとなるので、防水性というよりはダイバーズウォッチらしさのあるデザインが気に入って購入される方が多いです。

まとめ

ライフスタイルによって防水性能の選び方は異なりますが、主に水仕事や水中に入ることを前提として選ぶ場合は、最低でも10気圧(100m)防水以上を選ぶのが安心です。特に、スイミングやスノーケリング、マリンスポーツをする方は200m防水以上の「ダイバーズウォッチ」を選ぶと、過酷な水圧にも耐えられ、長く安心して使えます。
また、飽和潜水やプロ仕様の環境で使用する場合は、1000mクラスの本格ダイバーズモデルが必要です。

自分のライフスタイルに合わせて、「どこまで水に触れるか」を基準に防水性能を選ぶと、腕時計を長持ちさせることができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。






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