“結納返し”について その意味や理由を教えます

若い世代での結婚も進む中、結婚するにあたっての日本ならではの昔ながらの文化も現代は少しずつ薄れているところもあるのかもしれません。ですがご両親に教えたもらったそんな日本の文化を大切にしたいカップルも多いはず!本日はきっと一度は聞いたことのある「結納返し」についてお話しをていきたいと思います。

日本の文化でもある結納

結婚が決まると、両家の間で行われる「結納」。
「結納(ゆいのう)」とは、婚約の証として新郎側から新婦側へ贈り物を届ける儀式です。そしてこの“結納”に対して、新婦側から感謝の気持ちを込めてお返しをする行為が本日のテーマである「結納返し」です。
けれども、いざ準備をする段階になると、
「そもそも結納返しってどんな意味があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

結納返しの意味

結納返しとは、結納で新郎側から贈られた品や金銭に、新婦側が感謝の気持ちを込めてお返しする日本の伝統です。ただ記念品を贈りあうことであはなく、。互いの思いやりを形にし、これから一緒に歩む人生を祝う、そんな意味が込められた大切な文化なのです。

結納返しには必ず時計なの?

結論からいうと、結納返し=時計という決まりはありません。


ではなぜよく腕時計が選ばれているのか。伝統的には金品や品物で感謝を示すもので、形式や品目に厳密なルールはありません。もちろん結納返しを行わないカップルもいる事でしょう。
そんな中、結納返しに腕時計がよく選ばれる理由…
その理由は、時計には「これから二人で同じ時を刻む」という意味を込められるからです。もちろん形としても実用性があり、毎日使うことで贈り手の想いを身近に感じられる──ということも大きな理由です。
そんな理由から、結納返しの定番として腕時計は人気を集めているのです。

「これからよろしくお願いします」という新婦側の誠意と、「二人の人生を共に歩む覚悟」への感謝の表れ。腕時計は日常的に使えるアイテなので記念品として残るだけでなく、仕事や生活の中で毎日役立つ実用品として喜ばれます。
贈る側の気持ちが、身近に感じられるのも魅力のひとつだと思います。

結納や結納返しに正解やルールというものはありません。
形式にこだわるよりも「感謝の気持ち」と「これからの歩み」を伝えることが何より大切で、形として時計を贈るということが、ひとつの喜ばれる選択肢であることをぜひ多くの方に知って頂けたらと思います♪