2025年秋、グランドセイコーが新たに発表したのが「SLGW007」。
これまでにないシックで深みのある1本が入荷しました!
ブランドの哲学「The Nature of Time(時の本質)」を、見事にダイヤルの中に閉じ込めた一本です。テーマは“月明かりに照らされた白樺の樹皮”。
静かな夜の光が、白樺の樹皮をやさしく照らす情景を思わせるデザインが印象的です。

月光を映すネイビーブルーの白樺の樹皮

まず目を奪われるのは、ダイヤルの表情。
一見、「新しい白樺モデルだ!」と思った単純な筆者ですが、よく見るとこれまでの白樺ダイヤルの凹凸の型とも、少し違うような…。

「SLGW007」のデザインは、“白樺をイメージ”には変わりありませんが、これまでの“白樺林”の様子ではなく、“白樺の樹皮“をデザインしたのです。

静かな夜の光が、白樺の樹皮をやさしく照らす情景を思わせるデザインとなっており、昼間とは異なる幻想的な世界観を生み出しています。
搭載ムーブメントは、2025年に登場した新キャリバー「9SA4」。
グランドセイコーの高精度機械式ラインを支えるハイビート機構(毎時36,000振動)を、あえて“手巻き”で楽しめるようにした最新作です。

裏から見ても美しいですね。機械の中には47石もの宝石がセッティングされているそうです。
また手巻き時計の良さといえばその収まりの良い薄さですよね。
同じエボリューション9でも自動巻きモデルに比べて軽く、9.95mmという薄さのおかげで、全体のバランスが非常に良い印象です。スーツスタイルにも自然に馴染み、さりげなく“格の違い”を感じさせるでしょう。

バンドは光沢をおさえた牛皮革。このレザーの落ち着いた感じもとても相性が良く思います。バックル付きなので、バンド穴も傷みにくいです。
SLGW007は、グランドセイコーがこれまで培ってきた「自然の美学」と「技術の粋」を、ひとつの時計に凝縮したような一本です。まさに“触れる芸術品”という言葉が似合います。

SLGW007には、派手さよりも“深い静けさ”があります。
静寂の中に息づく日本の美意識を、日常の腕元で感じたい方にこそおすすめしたい一本です。
※グランドセイコー商品は店頭販売限定モデルとなります。ぜひ店頭にてお手に取ってみてくださいませ。
