ドイツの時計ブランド Sinn(ジン) が誇るパイロットクロノグラフ「103」シリーズ。その中でもSinnでは珍しい手巻き式機械時計「103.St.Ty.Hd」をご紹介します。
ヴィンテージの息吹を宿すデザイン

まずはデザインをよく見てみましょう。
ダイヤルは光沢をおさえたクラシカルなブラック。サブダイヤルには温かみのあるシャンパンベージュを採用。これが真っ白ではない所が良いですよね!
どこか“逆パンダ”を思わせる配色が、レトロな雰囲気を漂わせています。さらにはクロノグラフ針や目盛りにポイントで差し込まれた赤のアクセントが、計器らしい表情も演出しています。
手巻きムーブメントの魅力

103.St.Ty.Hdの最大の特徴はやはり、手巻き式機械時計であるということ。
Sinn商品の中では珍しいと思います。
56時間のパワーリザーブになっているので、2日に1回決まった時間に巻いていただくと良いでしょう。
自動巻き時計は動いていれば止まらないので、便利ではありますが
時計好きな方には、この手巻き特有のカリカリとした巻き心地や、時計に触れる時間もまた楽しいのです♪

衝撃耐性のあるぷっくりとしたアクリルガラスもかわいいですね♪
この丸みのあるガラスデザインもまた雰囲気を出してくれています。
グリーン×レッドステッチ
「103.St.Ty.Hd」の特徴はケースデザインだけではありません。

革ベルトにはグリーンのワイルドボア。
ワイルドボアとは、「野生のイノシシ」のことで、なんとドイツの野生イノシシの皮が使われているらしいです。

落ち着きのあるグリーンのボアレザーに反対色の赤いステッチが綺麗にはいり、そこもまたハイセンスな組み合わせですね。
ステッチは裏までしっかりと入っていました!

限定1,000本の特別性
このモデルは世界1,000本のみの生産。裏蓋にはシリアルナンバーが刻まれており、自分だけの一本であることを実感できます。付属品も充実しており、ブラックとオリーブグリーンの2本のレザーストラップ、工具、替えバネ棒などが専用ボックスに収められています。

「Sinn 103.St.Ty.Hd」は、パイロットウォッチでありながらも200m防水時計でもあり、申し分ないスペックとなっております。
限定1,000本という希少性も相まって、コレクションとしても、日常の相棒としても大きな価値を持つ一本と言えますね♪