「手元に、時を刻む日本の美を携える」――
そんな想いを抱かせてくれる1本が、セイコー プレザージュの SARH001 です。
クラシカルなビジュアルでありながら、伝統工芸「漆(うるし)」を文字板に採用し、さらに実用性を高めた機構(GMT・72時間パワーリザーブ)を備えたこのモデルは、まさに「和と機械式の融合」と言える一本。日本人の心をくすぐります!

このモデルの最大の魅力は、文字盤に施された漆の艶やかさ。吸い込まれるような艶やかで深みのある黒がとても魅力的です。

SARH001の監修を務めたのは漆芸家・田村一舟(たむら いっしゅう)氏。多くの漆器職人が携わり、塗っては研ぐ作業を何十回も繰り返すことで、漆独特の奥行きと深い光沢が生まれたそうです。光の角度によって表情を変える漆黒の文字盤は、静かで気配のある力強い存在感を放ちます。

ストラップには、LWG(レザーワーキンググループ)(※)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用しています。
(※)LWG(レザーワーキンググループ)
LWG(Leather Working Group)とは、持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行う非営利の組織。

こういった部分にもこだわりや特別感を感じます。
漆の仕上げは機械的に量産できるものでありません。職人の感性と経験が不可欠。そのため、一本一本にわずかな個性が宿ります。そこもまた良き。
まさに、同じものは二つとない“工芸時計”といえるかもしれませんね♪