プロポーズされて、婚約指輪をいただいたお返しのお品のことを結納返しと言います。そんな結納返しに、何を贈れば良いのだろう?と悩む方は少なくありません。大切な相手だからこそたくさん使ってもらえて喜んでもらえるものを選びたいと思いますよね!伝統的にはスーツや万年筆なども選ばれてきました。

ところが、最近では結納返しに腕時計を贈る方が増えています。
一生に一度の結婚という節目に、毎日使え、長く残る腕時計はまさに最適な贈り物です。ここでは、結納返しに腕時計を選ぶ理由と、失敗しないための選び方のポイントをご紹介します。
結納返しに腕時計が選ばれる理由
ビジネスでもプライベートでも毎日使えるため、実用的で身に着けてくれる頻度も高いアイテムです。現代で言うとスマートウォッチは持っているけど、きちんとした時計は持っていないという男性もいらっしゃると思います。
日頃時計を着ける習慣がない方でも、ご結婚を機に、家族を持つことで実はフォーマルシーンが増えていきます。
冠婚葬祭とは具体的にどのくらいあるの?

「冠婚葬祭」というと、「結婚式と仏事くらい?あんまり出番はなさそう。」なんて思う方が多いかもしれません。私も20代前半の若かりし頃はそう考えていました。
しかし、結婚し家族が増えると家族の分だけ「冠婚葬祭」というものは増えます。そしてお祝い事は決して“結婚式やお呼ばれ”だけではないのです。
- 結納
- 両家顔合わせ食事会
- 婚約祝い
- 結婚式/披露宴
- 出産祝い(お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句、初誕生日など)
- 七五三
- 入学祝い/卒業祝い(小学校〜大学)
- 成人式


- 通夜
- 葬儀・告別式
- 初七日法要
- 四十九日法要
- 百か日法要
- 一周忌 等々…。

思いつくだけでもこのくらい挙げられますが、家庭によってはもっと家族行事が多いこともあるかもしれません。
このような場面で男性はスーツを着ることがほとんどになります。
そんな時、必須アイテムになるのが“腕時計“です。

冠婚葬祭の場では、派手すぎないシンプルな腕時計が求められます。結婚式や法事などフォーマルな場にふさわしい一本を持っておくことは、大人としてのマナーの一つでもあります。
結納返しに腕時計を贈ることは、実用性・記念性・縁起の良さを兼ね備えた理想的な選択です。さらに、冠婚葬祭というフォーマルな場でも使える一本を持つことは、大人の身だしなみとしても欠かせません。

失敗しないためには、予算・デザイン・使用シーンといったポイントを押さえることが大切。「これから共に時を刻む」という想いを込めて贈れば、一生の思い出となる特別な一本になるでしょう。