年齢を重ね、「ただ高価で王道な時計」なだけでは惹かれないといった声を聞いたことがあります。そんな大人な感性に響く時計。
それがグランドセイコーが世界に誇る名作
「白樺(しらかば)モデル」SLGH005。
その魅力は、スペックや見た目だけでは語り尽くせません。
“時間を、美しく刻む”という日本人ならではの哲学が、一本の時計に込められているのです。
SLGH005 実機レビュー
店頭のショーケース内で、美しいグランドセイコーの時計たちが並ぶ中、ひと際視線を引きつける存在感を放つSLGH005。

実際に手に取り、近くで見てみます。
まず初めに感じるのは、特徴あるダイヤルデザインの力強い美しさ。
グランドセイコーの機械式時計は、岩手県雫石町にある「グランドセイコースタジオ 雫石」でつくられています。
その近くには、日本でも有数の美しい白樺林が広がっており、その風景からインスピレーションを受けたのが、このダイヤルデザイン。

型打ちで表現された模様には、白樺の力強さと自然のリズムが宿り、時計の鼓動とどこかリンクしているようです。
ダイヤルに施された白樺の木肌を思わせる繊細なパターンは、光の角度によってさまざまな表情を見せ、つい眺めていたくなるような美しい文字盤です。
本モデルには、メカニカルハイビートムーブメント「キャリバー9SA5」が搭載されて本モデルには、が搭載されており、毎時36,000振動のハイビートでありながら、約80時間というロングパワーリザーブを実現した設計には、驚かされます。70時間を超えるパワーリザーブがあることで、週末に着けなくても月曜にそのまま使える安心感と実用性も高いポイントですよね!
また、ベルト部分もご覧ください。
従来のモデルに比べて、SLGH005はバンド幅:22mmで仕上がっております。

これは見た目のかっこよさだけではなく、しっかりとした安定感のある着け心地の良さにもつながり、注目されたポイントの1つなのです。

リューズもつまみやすい大きさになっており、ムーブメントの精度や巻き上げのスムーズさも申し分ありません。
ただの“高級時計”という枠では語れない、“所有する喜び”を日々感じさせてくれる一本です。

改めてどの角度から見ても美しい仕上がりを果たしたSLGH005。
販売当初は人気のあまり予約で半年から1年近くお待ちいただいたお客様もたくさんいらっしゃいました。
現在はようやく安定的に入荷できるようになり、店頭にSLGH005が堂々たる雰囲気で並んでおり、ショーケースをご覧になるお客様方を魅了し続けています。
当店のグランドセイコーはオンライン販売は不可のため、店頭販売限定なりますが、白樺モデルをはじめ、マスターショップモデルがたくさんご覧いただけますので、ぜひご来店くださいませ!