こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今年の梅雨は全国的に早いみたいですよね!私たちの住む東北地方の梅雨明けもすぐそこですがすでに猛暑です💦

そこで、時計をご愛用頂いている方は、知らぬうちに汗や皮脂で時計が汚れていたりしませんか?
「このままじゃ錆びそう…」「洗っていいのかな?」そんな疑問を持ったことがある方もいるのではないでしょうか。
今回は、時計のお手入れ方法を、実際に店頭で行っているクリーニングサービスの方法のご紹介も合わせてお話します。
あわせて、やってはいけないNGケアもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
金属(ステンレススチール)ベルトのお手入れ

〇できるだけ毎日、乾いた柔らかい布で拭く
ステンレススチール自体は水濡れしても錆びにくい素材ですが、海水に濡れた後や汗がついたまま放置すると、金属がくすんできたり、サビが発生することもあります。
使い終わったらやわらかい布やメガネ拭きで“汗を吸い取る”ようにやさしく拭きましょう。

汚れが気になる場合は、ウェットティッシュなどで拭き、その後乾いた布で拭き上げると尚良いです!
ハンドクリームや、今の季節は日焼け止めなどが、ベルトの隙間に溜まりやすいので、普段店頭クリーニングでは毛の柔らかいブラシで隙間汚れを落としています。

日焼け止めなどには、油分が含まれるので気になる場合は、少量の中性洗剤でやわらかめの歯ブラシや、研磨剤の入っていないスポンジをつかってベタつきを取り除くこともできます。仕上げは洗剤が残らないように、洗い流し拭き上げまでおねがいします!
汚れが気になるときは水洗いもOK(防水時計に限る)
防水性能(10気圧以上など)がある時計であれば、
ぬるま湯でサッと流し、やわらかいブラシで汚れを軽く落とします。
その後はしっかりと乾いた布で水分を拭き取り、風通しの良い場所で乾燥を。ドライヤーはNGです。
※ここで注意点!!
“防水時計の丸洗いについて”です。
10気圧以上の防水時計であれば、水洗いしても問題ありません。しかし!蛇口からそのまま時計にジャージャーと水洗いするのはNGだとご存知でしょうか?

実は時計に表記されている「防水10気圧」「100m防水」といった数値は、“静止状態での水圧”に耐えられる目安です。
蛇口から勢いよく出る水には、瞬間的に強い“動的水圧”がかかります。すると時計の防水パッキンを劣化させたり、隙間から水が浸入する原因となり、故障につながることがあるのです。

防水時計を水洗いしたいときは、手ですくった水をつかって、優しく水洗いをしてくださいね。
時計は精密機器。清潔を保ちつつ、優しく扱うのが基本です♪
夏の汗対策も“時計愛”のひとつ
お気に入りの時計を、長く気持ちよく使うために。
毎日の少しのケアが、見た目の美しさも寿命も変えてくれます。
ぜひ大切な時計のこまめなメンテナンスをお忘れなくご愛用くださいませ!