機械式時計ならではの魅力といえば、ゼンマイの力で歯車が動き、時を刻む精密なメカニズム。
その動きを腕元で楽しめるのが、プレザージュ クラシックシリーズの「セミスケルトンモデル」です。
今回は、プレザージュのブランド背景とともに、当店でもおすすめしたい
- SARJ007
- SARJ009
- SARJ011
の3モデルをご紹介します。
◆プレザージュとは?
日本の美意識を世界へ発信する機械式ブランド
プレザージュは、セイコーが長年培ってきた機械式時計製造技術と、日本の伝統美を融合させたブランドです。
スポーツウォッチのプロスペックス、最先端技術のアストロン、最高峰のグランドセイコーとは異なり、プレザージュは「日本らしい美しさを日常で楽しむ機械式時計」という立ち位置を担っています。
現在のクラシックシリーズは、日本の伝統的な「用の美」をテーマに開発されており、絹織物から着想を得たダイヤルデザインや柔らかなケースラインが特徴です。
◆セミスケルトンモデルとは?

一般的な時計は文字盤でムーブメントを隠しています。
一方、セミスケルトンモデルは文字盤の一部を開口し、内部で動くテンプや脱進機を見ることができます。
機械式時計を初めて購入される方からすると、
「なぜ機械式時計は高いのか」
が見えにくいことがあります。
しかしセミスケルトンなら、その価値を視覚的に感じられます。
小さな窓から見えるテンプの往復運動は、まさに機械式時計の心臓部。
腕元を見るたびに機械が動いていることを実感できるため、時計への愛着も深まります。
一方で全面スケルトンほど主張が強くないため、ビジネスシーンでも使いやすいのがプレザージュらしいポイントです。
◆プレザージュのセミスケルトンが優れている理由
プレザージュのセミスケルトンは単にムーブメントを見せるだけではありません。
クラシックシリーズでは、生糸の質感を表現した放射状のダイヤルパターンを採用。
さらに緩やかな曲面を描く文字盤と針によって、柔らかな光の表情を楽しめます。
また、搭載するキャリバー6R5Jは約72時間のロングパワーリザーブを実現。
金曜日の夜に外しても月曜日まで動き続ける実用性を備えています。
【SARJ007】
温かみのある「素色(しろいろ)」


SARJ007は、日本の伝統色である「素色(しろいろ)」を表現したモデル。
素色とは、染色されていない繊維そのものの色。
真っ白ではなく、柔らかく温かみのあるアイボリー調のカラーが特徴です。
クラシックな雰囲気が強く、
- スーツ
- ジャケット
- シャツスタイル
との相性は抜群。
初めての機械式時計としても選びやすい一本です。
【SARJ009】
墨色(すみいろ)の落ち着いた存在感


SARJ009は、日本の伝統色「墨色」を採用したモデル。
黒ではなく、わずかに灰色を感じさせる絶妙な色味が特徴です。
セミスケルトンの開口部も自然に馴染み、
機械を見せながらも落ち着いた印象に仕上がっています。
仕事用として選ぶなら、このSARJ009が最も万能かもしれません。
【SARJ011】
藍白(あいじろ)が生む爽やかな上質感


SARJ011は、日本の伝統色「藍白(あいじろ)」を表現したモデル。
最も淡い藍染の色とされる藍白は、光の当たり方によってブルーにもグレーにも見える奥深い表情を持っています。
海外の時計コミュニティでも、このブルーダイヤルとセミスケルトンの組み合わせは高く評価されており、「実物の文字盤が非常に美しい」という声も見られます。
ネイビー系スーツやカジュアルスタイルにも合わせやすく、オンオフ問わず活躍する一本です。
◆3モデル共通スペック
- キャリバー:6R5J
- 自動巻(手巻付き)
- 約72時間パワーリザーブ
- 24時針表示
- ケース径:40.2mm
- デュアルカーブサファイアガラス
- 10気圧防水
- シースルーバック
◆見て楽しみ、使って育てる機械式時計
スマートウォッチが普及した今でも、多くの人が機械式時計に魅力を感じる理由は「精密機械を所有する楽しさ」にあります。
プレザージュ クラシックシリーズのセミスケルトンモデルは、その魅力を最も分かりやすく伝えてくれる一本です。
内部で鼓動するムーブメントを眺めながら、日本の伝統色と美意識を楽しむ。
10万円台で手に入る本格機械式時計として、プレザージュは非常に魅力的な選択肢ではないでしょうか。
