さらに洗練されたスポーツラグジュアリーへ進化
2026年7月10日、キングセイコー VANAC(バナック)シリーズに待望のチタンモデルが加わりました。
2025年に復活を果たした新生VANACは、1970年代の個性的なデザインを現代的に再構築したモデルとして高い注目を集めました。そして今回登場した新作は、その魅力をそのままに、素材や文字盤デザインをアップデートした意欲作です。
「見た目は似ているけれど、実際に腕に乗せるとまったく違う。」
そんな進化を感じさせてくれる一本となっています。
◆VANACらしさを継承したシャープなケースデザイン

HKF001J セイコー ウォッチサロン限定モデル
VANAC最大の特徴は、ベゼルを極力排した大胆なケースフォルム。
多面体を思わせるエッジの効いた造形は、1972年に誕生したオリジナルVANACへのオマージュでもあります。
ケースからブレスレットへ自然につながる一体感のあるデザインは、近年人気のスポーツラグジュアリーウォッチを思わせながらも、キングセイコーならではの個性をしっかり主張しています。
今回のチタンモデルでもこのデザインは継承されており、鏡面仕上げとヘアライン仕上げのコントラストがより際立つようになりました。
◆最大の進化は「チタン化」
今回のモデルチェンジで最も大きなポイントはケースとブレスレットのチタン化です。
チタンはステンレススチールと比較して約40%軽量とされ、装着した瞬間にその違いを感じられます。
41mmという存在感のあるケースサイズながら、実際の着用感は非常に軽快。
長時間の着用でも疲れにくく、スポーツウォッチとしての日常使いの快適性が大幅に向上しました。
またチタン特有の落ち着いた色味によって、ポリッシュ面とヘアライン面の陰影がより強調され、VANACの立体的なデザインがさらに映える仕上がりとなっています。

◆東京の景色を表現した新文字盤
今回のチタンモデルでは文字盤デザインも刷新されました。
テーマは「東京の都市風景」。
水平に伸びるラインと中心から放射状に広がるパターンを組み合わせることで、高速道路を駆け抜けるようなスピード感や都市の躍動感を表現しています。
カラーは3種類。
|パープルダイヤル HKF001J

夜明け前の東京の空をイメージしたカラー。
見る角度によって表情を変える美しい発色は、従来のキングセイコーにはなかった新鮮な魅力です。
|グレーダイヤル HKF002J

現代的な都市景観を表現した一本。
チタンケースとの相性が非常に良く、最も都会的で洗練された印象を与えます。
|ブラックダイヤル HKF003J

夜の東京を駆け抜けるスピード感を表現。
スポーティさと高級感を兼ね備えた王道カラーです。
それぞれが単なる色違いではなく、異なる情景を表現している点もVANACらしいこだわりと言えるでしょう。
◆ムーブメントは8L45を継続採用
心臓部にはキングセイコーVANAC復活モデルで初採用されたキャリバー8L45を搭載。
約72時間のロングパワーリザーブを備え、実用精度は日差+10秒〜−5秒。
週末に外しても月曜日まで動き続ける余裕があり、日常使いにおいても高い利便性を発揮します。
シースルーバックからは波模様で装飾されたローターやブリッジを鑑賞でき、機械式時計としての満足感も十分です。

◆VANACはさらに完成度の高い一本へ
2025年に復活したVANACは、キングセイコーの新しい方向性を示すモデルとして注目されました。
そして今回のチタンモデルは、そのコンセプトをさらに成熟させたアップグレード版と言えるでしょう。
軽量化による快適性向上、新デザインの文字盤、そしてチタンならではの上質な質感。
単なる素材変更に留まらず、VANACというモデルの魅力を一段引き上げた完成度の高い一本です。
「他人とは少し違うスポーツウォッチが欲しい」
「グランドセイコーとは違う個性を楽しみたい」
「国産高級機械式時計を探している」
そんな方にこそ、ぜひ一度店頭で手に取っていただきたいモデルです。
その軽さと存在感のギャップに、きっと驚かれるはずです。
